|
| 現今のクラシック音楽界に巨匠は最早存在しないし、今後も現れ得ない。戦後の急速な国際化=アメリカ化に、クラシック音楽界も飲み込まれてしまった。かつての音楽の地域性は、恰も「悪」のように古くさいものとして扱われ、虐げられてしまった。 音楽に国境はない、と言う。たしかにそうだ。しかし、国籍はあるのである。国際的な音楽などありはしない。そこにあるのは、ドイツのベートーヴェン、ドイツのワーグナーである。 そういった風に考えると、アドルフ・ヒトラーは最大の犯罪者である。ヒトラーは、ドイツの国際化を急激に早めてしまった張本人である。ヒトラーによって、古き良きドイツは徹底的に破壊され尽くしてしまったのだから。 |
| ここでは、よき時代のクラシック音楽を紹介していきます。 (ファイルは大変重いですm(_ _)m) |
| ヨハン・シュトラウス2世は、ワルツ王と呼ばれ、何百曲というワルツ、ポルカを残した。 父親の名も同じ”ヨハン”である。こちらは、ワルツの父と呼ばれ「ラデツキー行進曲」が 代表作である。 この「美しく青きドナウ」は、1866年の普墺戦争で オーストリアがプロイセンに敗北した翌年の1867年に作曲された。 戦争に負けて、落ち込んでいたウィーンの市民を元気づけようとシュトラウスが作曲したのが、 この曲なのである。 元々は男声合唱のための曲だったが、今は合唱付きよりも管弦楽だけの演奏機会が多い。 エーリヒ・クライバーは、ウィーン生まれの指揮者。 ナチスは、ユダヤ3Mとして、マーラー(Mahler)メンデルスゾーン(Mendelssohn) だが、全てのユダヤ人作曲家が排除されたわけではなかった。 そう、J.シュトラウスである。 ナチスに抵抗した男エーリヒ・クライバー、その素性をひた隠しにされたJ.シュトラウス、 私にはこの録音からは色々なものが見えてくる。 [2002.1.14記] |
| ヴォルフガング・アマデーウス・モーツァルトは、数々のオペラを書いたが、 最後の「魔笛」だけがドイツ語で、他は全てイタリア語である。 この「フィガロの結婚」もイタリア語である。 ただ、1960年代初頭までは、各国とも原語ではやらず、その国の言葉で上演していた。 ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの残したディスクもドイツ語である。 オイゲン・ヨッフムはブルックナーなどに名演奏を残した、ドイツの指揮者。 ここに挙げた演奏は、戦前のニュース映画の音源と思われる。 しかし、ここに聴くヨッフムの演奏のなんと若々しくみずみずしいこと! [2002.1.14記] |
| ロベルト・シューマンは、ドイツ・ロマン派の大家。 ピアノ曲にその真価があらわれているが、歌曲も素晴らしい。 この「くるみの木」は、シューマンの、現実と夢の境が定かでない、 ドイツ・ロマン派を代表するような名曲。 レオ・スレザークは、かのグスタフ・マーラーがウィーンの宮廷歌劇場で [2001.11.4記] |
| ワーグナーは言わずとも知れた、ドイツの大作曲家。 指揮するハンス・クナッパーツブッシュは、20世紀最大のワーグナー指揮者。 この録音は、クナが若き頃、ドイツ・ポリドールに残した ワーグナー管弦楽曲集からの一枚。 後年のうねるような大きなスケールの演奏とはまた別の直截な演奏が [2001.11.4記] |